【ルヴァンカップ 横浜FC戦レビュー】 残業なしでしっかりと勝利!反撃のラストピース山岸も復帰!

グランパス

相手はJ2横浜FCとはいえ何が起こるか分からない一発勝負のカップ戦。

加えて横浜FCは現在J2 4位で前節は首位エスパルスを破っており侮れない。

試合は開始早々に2点を先行したのち、お互いに1点ずつ取り合い3-1で勝利!

残業もなく次に駒を進めることができた。

早速試合を振り返っていきましょう。

スタメン

グランパス

3-4-2-1。

想定以上にガチメンだった。

GKは武田。

3CBは鳥栖戦お休みだった河面、リーグ戦2試合連続フル出場中の温紀、5/6の広島戦以来の出場の野上。

温紀は前節に続いて右CB、ケネディは第4節柏戦以来の左CB。

Wボランチは米本椎橋。

左WB和泉、右WB中山。

前線3枚は永井、榊原、ユンカー。

和泉がキャプテン。

井上はベンチメンバーにも入らず。

久保はベンチ入り。

横浜FC

布陣はグランパスと同様の3-4-2-1。

GKは永井。

DFラインは、愛知県出身20歳の佐藤、岩武、杉田。

Wボランチは、J1出場経験豊富な三田、小倉。

左WB村田、右WB中村。

前線3枚は新井、室井、櫻川ソロモン。

試合概要

この日は序盤から明確に右サイドからの攻撃で主導権を握ると早々にゲームが動く。

前半5分に榊原を起点に右サイドから中山が崩してクロスから永井がヘディングで合わせて先制!

続く7分には高い位置でボールを奪ってから榊原がするするっとエリア内に侵入したのちにラストパス。これをここまで走りこんだ野上が合わせて追加点。

早々に2点を先制したあとは横浜FCにお付き合いする時間も見られ、前半終了間際に1点を返される。

後半永井に代えて山岸を投入し再度リズムを取り戻すと、後半18分のCKから温紀が狭いスペースで上手くボールをコントロールして鮮やかなボレーシュートで得点!

これで3-1とするとハチャンレを投入し野上を右WBとすることで守備を強化して試合を締めた。

これでプレーオフラウンド(第1戦:6/5(水)、第2戦:6/9(日))に進出。

プレーオフラウンドの相手は柏レイソル。

雑感

狙い通り右サイド(中山、榊原)からの攻撃で開始早々に2点を奪うことができたのが非常に大きかった。その後横浜FCにお付き合いする場面もあり試合運びには課題も見えたが、カップ戦はまず勝利することが第一。そういう意味である程度余裕を持った理想的な試合展開で勝利できた。

MVPは間違いなく野上。4ポジション(右CB→中CB→右WB→左CB)をこなし得点も決めた。守備でもレベルの違いを示した。

榊原がどこまでできるかがこの試合の1つのポイントだったが、ハセケンの期待以上の働きができていたのでは。守備面では強度的により期待したい部分はあるものの攻撃面ではボールをうまく引き出し、いくつもチャンスを創出した。司が出場停止時のファーストチョイスになれるかはリーグ戦での今後の出来次第か。

・この日の和泉はいつも以上に自由に振る舞い、ビルドアップ時に最終ラインに落ちたかと思えば中央や前線に顔を出したりリーグ戦ではあまり見られない面白い場面が多々見られた。

中山は右サイドを活性化するとともにアシストも記録。リーグ戦ではなかなか生まれなかったアシスト。このアシストを契機にリーグ戦でも右サイドの攻撃を牽引してもらいたい。

山岸復帰!復帰初戦ながら質の高いポストプレー、切り替えの早さ、運動量を筆頭にポテンシャルの高さを示すには十分な出来。最後のピースが埋まったチームの今後が楽しみ。

温紀にとって屈強な櫻川ソロモン対応は非常に良い経験になったのでは。

最後に・・・

今週末は中3日で京都サンガ戦。

サンガは5連敗中の最下位だが、ルヴァンカップはなかったため中6日であり背水の陣で臨んでくると思われるため油断は禁物。

河面の状態が心配ですが、選手全員コンディションを整えて臨んでほしいです。

それでは、また。

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