2節を終えて1分け1敗ながらも前節は神戸相手に期待感もある勝ち点1を獲得。
今節は、内容はさておき何としても勝ち点3を挙げたい一戦。
相手はアウェイ味スタでは2015シーズン以降勝てていないFC東京。
試合は、前半主導権を握りながらもミスから失点すると、後半も良い流れになりかけたところで失点。
一度は1点差に迫るも終盤カウンターから失点し万事休す。
1-3で敗戦し、開幕から3戦勝ちなしとなった。
早速試合を振り返っていきましょう。
スタメン

名古屋グランパス
3-4-2-1。
GKは武田。
CBは左から宮、ケネディ、原。
Wボランチは椎橋、稲垣。
WBは左 徳元、右 内田。
前線3枚は、マテウス、和泉、山岸。
ベンチは、ピサノ、野上、佐藤、河面、浅野、森島、加藤、中山、永井。
中3日の今節だが、前節からのスタメンの入れ替えは、永井⇒マテウスのみ。
FC東京
今季から採用している3-4-2-1。
GKは日本代表招集経験のある野澤大志ブランドン。
CBは岡、Hトレヴィザン、土肥。
Wボランチは小泉、高。
WBは左 安斎、右 白井。
前線3枚は、佐藤恵允、ガウディーノ、山下。
ベンチは、波多野、森重、木本、長友、北原、マルセロヒアン、野澤雫温、俵積田、仲川。
前節から5人を入れ替え。
試合概要
試合序盤は相手ボランチにプレスを掛けることで良い位置で奪うことができる場面が見られた。
また、FC東京があまり積極的に奪いにこないのでマイボール時にもある程度落ち着いて繋ぐことができていた。
すると前半16分、後方のビルドアップから良い形が訪れる。
左サイドマテウスのアーリークロスを中央の山岸がダイレクトで落とすと、走りこんだ和泉が左足でシュートを放つもGK正面でゴールならず。
続く前半22分には山岸、24分には徳元が立て続けにシュートを放つも惜しくもゴールには至らなかったものの一連の攻撃は得点を予感させるものだった。
しかし、落とし穴が待っていた。
前半31分、椎橋が相手からのプレスを受けボールをロストすると、そのままカウンターでゴール前まで持ち込まれ失点。
良い流れになりかけたところでミスからの痛恨の失点。
その後の前半41分には加入後良い働きを見せていたDF原が負傷交代と悪い流れは続き、前半は0-1で折り返す。
HTでの選手交代は両者無し。
後半に入るとリードを許したFC東京にボールを持たされる展開が多くなる。
すると、後半14分。
プレスを掻い潜られ左サイドを突破されると、最後は不運も重なり失点。
2点のビハインドを負ってしまう。
それでも後半21分に押し込んだ状態から稲垣がクロスを上げると、山岸が中央に折り返し最後は椎橋。
オフサイドぎりぎりだったがVARの末、得点が認められ1-2。
残り30分ほどを残し、1点差に迫った。
ここで永井(←和泉)、加藤(←椎橋)を投入して反撃を試みるもなかなかチャンスを作ることができず、逆にマルセロヒアン、俵積田らを投入して鋭さの増したカウンターの餌食になり失点。
最終的には、1-3で敗戦した。
これで開幕から1分け2敗の勝ち点1、3試合9失点と苦しい状況になった。
雑感
・ターンオーバーをして割り切って戦ってくる相手の術中にまんまとハマった印象。ボールをもつ割には安定感に欠けるパス回しを狙われて失点するシーンが繰り返された。
・失点するまでは良い攻撃を繰り出す場面も複数見られたが、ゴールまであと一歩届かなかった。先制されて以降FC東京は中を固めることに力を注いだため、こじ開けるのがより難しくなった。
・ボールを持つ(持たされる)のであれば、椎橋、稲垣の2人は最適解でなく、ビハインドを負った後半開始早々から加藤を入れても良かったと感じる。後半開始からでなくとも後半30分での交代は遅すぎた印象。
・今シーズンのメンバーでの開幕3戦勝ちなしは、昨シーズン以上のダメージ。ケネディがかなり不安定なので、次節は佐藤の出場を期待したい。
・また、司、菊地など今シーズン出場機会の少ないメンバーへの入れ替えも期待したい。そして何より勝ち点3必須!
・マテちゃんは現状途中出場が相手にとって1番驚異になると考える。守備からゲームを作りたいグランパスにとって頭から出すのは自らゲームを難しくしている印象。
最後に・・・
苦しい状況だが、すぐに試合は来る。
次節の相手は昨シーズンダブルを食らった町田。
町田は今シーズン1勝を挙げているものの内容を見ていると苦しんでいる模様。
チームとしても自信を失っているように見えるので、まずは1勝挙げることで自信を取り戻したい。
内容度外視で結果のみを求めて闘ってほしい。
Never Give Up For the Win!!
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