【第17節 川崎戦レビュー】打てど打てど入らず・・・反撃も1点に留まり敗戦。前節に続き足踏み。

グランパス

今シーズン守備陣の不安定さから下位に低迷している川崎とのアウェイでの一戦。

試合序盤に2点のビハインドを背負ったあとは川崎ゴールを度々攻め立てるも終了間際の1得点に留まり敗戦。

2試合連続で下位相手に勝ち点3を得ることができず、足踏みすることとなった。

早速試合を振り返っていきましょう。

スタメン

グランパス

布陣は3-4-2-1。

GKはミッチ。

CBは左からケネディ、チャンレ、内田。

内田は前節京都戦で存在感を示したことでスタメン起用。

Wボランチは椎橋稲垣。

左WB和泉、右WB中山。

前線3枚は、倍井、森島、キャスパーとファストブレイクを思わせるメンバー。

山岸、永井はベンチスタート。

パトリックはお休み。(中2日でやってくるルヴァンカップに向けて温存?)

山中が怪我から復帰!

川崎フロンターレ

布陣は4-1-2-3。

GKは前節柏戦に続いてスタメンのチョンソンリョン。

DFラインは、橘田、高井、ジェジェウ、大南。

アンカーは瀬古。

IHは遠野、脇坂。

前線3枚は久々スタメンの23歳山内、Bゴミス、家長。

両SBが橘田、大南と台所事情が厳しいことが窺える。

試合概要

雷の影響による試合開始時間の後ろ倒しや雨のピッチコンディションなど試合の入りが難しいところがあったかもしれないが、開始早々の前半6分にデザインされたCKから失点し先行を許してしまう。

その後、前半9分、11分と立て続けに速い攻撃で決定機を作るも決めきれず嫌な印象が残る。

川崎FWゴミスに収められることにより名古屋DFラインが押し下げられ、徐々に川崎のリズムとなると前半18分にDFのミスをさらわれて痛恨の2失点目を献上。

嫌な流れはこれだけでは終わらない。

直後の前半23分に和泉がプレー後に自ら×印を出し負傷交代。

0-2で前半を折り返す。

後半14分に3枚替えで山岸、永井、米本を投入して活性化を図ると、後半16分には永井のミドルレンジからのバー直撃のシュート、後半19分にはゴールエリア付近の混戦から立て続けにシュートを放つもネットは揺らせず、ゴールが遠い。

その後も攻め立てるも終了間際にCKから1点を返すに留まり、1-2で敗戦。

2試合連続で勝ち点3を得ることはできず悔しい敗戦となった。

スタッツ(DAZN速報)

スタッツ(DAZN速報)は以下。

ピンチもあったがそれ以上にグランパスの決定機が多かったことが数値にも表れている。

シュート22本(枠内14本)、ゴール期待値は今シーズン最高の4.43で、川崎2.28の倍近く。

数値だけで見れば勝ち試合であるが、そのようにはならなかった。

この数値で1得点では勝てる試合も勝てなくなってしまう。

今シーズン先制されてもその後盛り返して攻勢を強めることはできている試合も多くあるが、残念ながら勝利に繋がっていない。

あとは、軽い失点をしないこと、決めきること。

簡単なようで根が深そうな課題。

雑感

・2失点ともにパスワークを得意とする川崎の形ではない形(セットプレーとミス絡み)での失点であり、防ぎたかったし防がなくてはならなかった失点。また、度々ゴミスに収められることで深みを作られ、川崎のやりたいことをやらせてしまったことが試合を難しくした。

攻撃面では試合序盤の2度の決定機含めやりたいこと(川崎の高いラインに対して速い攻撃を仕掛ける)がある程度できていた印象だからこそ結果に繋げたかった。

・複数ポジションをこなしていて最近はコンディションの良さを感じさせていた和泉の負傷はあまりにも痛い・・・。ベストメンバーが揃いかけていたところでまた負傷者が増えてきて連戦を前に苦しい陣容になってきた。軽傷であることを祈るばかり。

最後に・・・

悔しい敗戦となりましたが、中2日でルヴァンカップ柏戦。

厳しい陣容になりますが、まずは全員で柏との2連戦を乗り切っていきたいところ。

また、負傷者が増えてきたこともあり夏の補強も気になる頃になってきました。

それでは、また。

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