リーグ戦折り返しの第19節。
上位を追走するためには勝利の欲しい一戦。
相手は昇格組の東京ヴェルディ。
試合はなかなかリズムを掴めない中で失点を喫した後、ようやく攻め立てるも集中した相手守備陣をこじ開けられずそのまま敗戦。
4戦連続で消化不良の勝ちなしとなってしまった。
試合を振り返っていきましょう。
スタメン
グランパス
布陣は３－４－２－１。
GKはミッチ。
CBは左から野上、チャンレ、ケネディ。
Wボランチは椎橋、稲垣。
左WB山中、右WB中山。
前線3枚は、永井、森島、山岸。
ケネディ以外は前節同様のスタメン。
湘南ベルマーレ
第15節町田戦までは４－４－２で臨んでいたが、ここ最近の布陣は３－４－２－１。
GKはマテウス。
CBは谷口、林、宮原。
Wボランチは齋藤、綱島。
左WB松橋、右WB翁長。
前線3枚は、染野、山見、木村。
試合概要
ミラーゲームであることから、序盤からお互いに崩す形を見出せず、ロングボールの応酬となる。
お互いに決め手を欠く中でヴェルディにセカンドボールを奪われる展開が続くと、徐々にヴェルディペースとなっていく。
ヴェルディに決定的な場面は作らせないもののグランパスもゴール前まで迫る回数は数えるほどで前半を終える。
一転して後半開始早々、グランパスのギアチェンジを感じさせる森島のチェイスの直後にビッグチャンスが訪れるが相手DFの身体を張った守備に阻まれる。
すると後半7分に一瞬の隙をつかれてカウンターから失点。
先ほどのビッグチャンスで良い流れを掴めそう、と感じた矢先に失点を喫し、出鼻をくじかれる形となった・・・
その後は、パトリック、温紀、そして榊原を投入して相手を押し込みゴールに迫るも、集中した相手の守備に阻まれゴールを割ることができない。
そのまま試合終了し0-1で敗戦となった。
これでリーグ戦は4戦勝ちなし。
リーグ戦も折り返しとなるが、苦しい状況からはなかなか抜け出せない。
スタッツ（DAZN速報）
スタッツ（DAZN速報）は以下。
シュート20本（枠内12本）、ゴール期待値2.06でも得点を奪うことは出来なかった。
ちなみに前半はシュート2本しか打てていないため、シュート数、ゴール期待値の大半は失点後～後半終了の間のものである。
ここまで攻め立てて得点が奪えなかったのは相手の守備の集中が切れなかったことが大きく相手を褒めるしかない。失点するまでまともに攻撃を繰り出せなかったことの方が問題。
雑感
・今節も「決めきれない」試合になったのだが、失点するまで何も出来なかったのだろうかというと「否」である。後半の入りからは前半とは異なり明らかにアグレッシブに戦う雰囲気を感じたことから、想像するに、ケガ人の多い状況で1試合通じてタフに戦うのは厳しいため元々前半は抑えて後半から仕掛けるプランだったのではないだろうか。（それにしても前半の戦いはもう少し何とかしたいところではあるが）そんな中、後半早々に失点してしまったのは不運な面もあったのかもしれない。
とはいえ、ここ最近同じような「決めきれない」試合が続いていることには向き合う必要がある。
・失点シーンはノーコメント。
・こういう試合展開の中では米本がいたらなぁと思わざるを得なかった。（今日だけではないけれど）
・パトリックはこういう展開ではほんとに心強い。あとは得点出来れば言うことなし。
・榊原は試合を経るごとに良くなっている。攻撃面では言うことなし。守備面もタスクをこなせるようになればスタメン争いにも絡めそう。
最後に・・・
これでリーグ戦は折り返し。
8勝8敗3分けで9位。
前半戦を振り返れば開幕3連敗後に徐々にチーム状態は上向いてきたと思ったらここにきて4戦勝ちなしと低迷。
なかなか波に乗れない状況が続くけれど、後半戦に向けて切り替えてほしい。
それでは、また。
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