【第21節 C大阪戦レビュー】立て続けに良い流れを手放す失点。6試合勝ちなしと厳しい状況から抜け出せず。

グランパス

6月勝ちなしのまま迎えた第21節。

(前回の勝利は第15節鳥栖戦にさかのぼる)

そろそろ複数得点、そして勝利をして流れを変えたい一戦。

相手は前回攻め込まれながらも効率的に得点して2-1で勝利したC大阪。

この日試合の入りは良かったものの安い失点をしてしまうと、後半にもミスから失点して自ら厳しい状況に。

セットプレー崩れで1点を返すも1-2で敗戦。

6試合勝ちなしと厳しい状況は続きます・・・。

試合を振り返っていきましょう。

スタメン

グランパス

布陣は3-4-2-1。

GKはミッチ。

CBは左からケネディ、チャンレ、野上。

Wボランチは椎橋、稲垣。

左WB中山、右WB久保。

前線3枚は、永井、森島、山岸。

久保がスタメン復帰。

セレッソ大阪

4-4-2。

GKはキムジンヒョン。

最終ラインは、舩木、鳥海、西尾、奥田。

中盤はカピシャーバ、奥埜、田中、Lフェルナンデス。

2トップはレオセアラ、上門。

試合概要

試合は入りからこの試合にかける選手の想いが伝わってきて、序盤からチャンスも複数作り出す。

この試合こそは行ける。そう思わせるには十分な立ち上がりだった。

しかし、この日もその希望は1プレーで揺らいでしまう。

前半28分相手DFのクリアボールをチャンレが目測を誤り、そのボールをレオセアラにさらわれると、そのままペナルティエリア内に持ち込まれゴールに叩き込まれてしまった。

その後はボールを持っても出しどころがなく、ミスも多発し完全にC大阪ペースに。

序盤のいい流れが嘘のように自信のないチームに早変わりしてしまった。。。

それでも前半を0-1で終え、何とか後半に希望を繋げた。

後半切り替えたグランパスは、再度リズムを作り始めると後半15分の3枚替え(山岸⇒パトリック、ケネディ⇒温紀、永井⇒榊原)をきっかけに更に攻勢を強める。

が、悪い流れは続くもの。

後半20分ここでも自らのミスをきっかけに失点してしまい痛恨の追加点を献上。

攻めるしかないグランパスは後半31分にCK崩れから久保がスーペルゴラッソを突き刺し1点差に詰め寄るもそのまま試合は終了。

これでリーグ戦は6戦勝ちなしとなった。

スタッツ(DAZN速報)

スタッツ(DAZN速報)は以下。

流れが良くなりかけた時間帯があったとはいえ、この試合のシュート数は7本とまたも10本以下。

これではなかなか複数得点に繋げることも難しい。

また、CK11本ありながらもシュートにあまり繋げられず、CK崩れの1点のみだったのはさみしいところ。

雑感

2失点とも流れを掴みかけている最中にミスから献上という何とも今のチーム状況を表している。また、良い流れになりかけるときは選手のベクトルがある程度揃っているように見えるけれど、今の勝てていない状況ではすぐに選手のベクトルがばらばらになってしまっているイメージ。

序盤の攻撃は、相手のポケットつく狙いが良く分かったしチャンスに繋がっていたので良かった。(得点に繋がっていれば・・・)

久保が息を吹き返した。ゴールを決める前までも良かったが、ゴールを決めてからより迷いなくプレーしているように感じた。久保の目途が立つのは大きい。

榊原は今日も途中出場後違いを見せるプレーを何度も魅せた。今のチーム状況ではスタメンで見たい。

温紀は2試合連続勝敗に直結するプレーとなってしまっただけに厳しいと言わざるを得ないけれど、この経験を糧にのし上がってほしい。(陽也、由勢らもひどいミスを経験して大きくなった)

最後に・・・

これで8勝10敗3分けの11位。

現状厳しいチーム状況だが、頭数が足りていないポジションもあるので夏の補強にも期待したい。

次週は首位町田。

ホームで負けた借りを返してくれ。

それでは、また。

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