【第25節 京都戦レビュー】天国から地獄へ。内容も結果も伴った前半から一転後半は・・・。

グランパス

リーグ戦中断明けは、ここ5試合負けなしの京都とアウェイでの一戦。

残留争い真っ只中の京都とは勝ち点6差のため、きっちり勝利して引き離しておきたい試合。

前半は中断期間の準備が功を奏して2-0と先行したが、後半は内田の退場を機に雰囲気は一転。

京都の流れに飲み込まれあれよあれよと逆転を許し、2-3とショッキングな敗戦となった。

試合を振り返っていきましょう。

スタメン

グランパス

3-4-2-1。

GKはミッチ。

CBは左から河面、ケネディ、内田。

Wボランチは椎橋、稲垣。

左WB和泉、右WB中山。

前線3枚は、山岸、森島、パトリック。

キャスパーがベンチに復帰。

新加入の菊地もベンチ入り。

京都サンガ

4-1-2-3。

GKはクソンユン。

最終ラインは、三竿、鈴木義、アピアタウィア久、宮本。

中盤は福岡、平戸、金子。

3トップは原、Rエリアス、Mトゥーリオ。

試合概要

開始早々からグランパスは京都の最終ラインからのビルドアップに対して、前からハメにいくことで何度かボール奪取に成功すると早速歓喜が訪れる。

開始5分に、京都最終ラインのパスミスを奪ったパトリックがGKを交わして無人のゴールに流し込み先制!

この日もパトリックのゴールへの嗅覚は健在で、古巣京都を相手に早速の恩返し弾!

更に前半19分。

左サイドを持ち上がった和泉からのクロスに山岸が合わしそびれた後、中央で待ち構えていたパトリックが冷静に流し込んで追加点!

2-0とリードを広げる。

その後もグランパスは縦に早い攻撃でチャンスを何度も演出するが2-0のままスコアは動かず前半を終える。

流れを変えたい京都は、ハーフタイムにCH福岡に替えて松田天馬を送り込む。

すると後半開始早々に試合が動く。

後半2分、京都のロングボールの処理を誤った内田が京都FW原に対して足を高く上げてしまい一発レッド。

リードしていながら残り多くの時間を10人で闘うことを強いられる。

10人になってから流れは完全に京都に。

なんとか2-0の時間を少しでも長く継続したいと思ったのも束の間、後半14分、名古屋右サイドを持ち上がられクロスを上げられると、今夏新加入のラファエル・エリアスにヘディングで合わされ失点。

これで2-1。

こうなると負の流れはなかなか変えられない。

後半26分、34分と立て続けにセットプレーから失点し逆転を許してしまう。

ユンカー、山中、重廣の投入、チャンレの前線の配置により、反撃を試みるも1人少ないビハインドは重くのしかかり、そのまま試合終了。

後半2分を境に、天国から地獄に落とされる試合となった。

雑感

・2-0の状況で内田のあのプレーの選択はいただけないが、個人の問題でないとも感じる。というのも、強いチームであれば2-0で勝っていてあの状況であれば、周りの適切な声掛けがあったり(スタジアムだと聞こえない場合もあるが)、そもそもチームとしてプレー優先度の意思統一がしっかり成されているので今回のようなプレーが出ない、と思う。

・前半に絞って言えば、京都対策が出来ていてハメ方取りどころの意思統一がしっかり出来ていた。だからこそ勿体なかった。

パトリックのストライカーとしての嗅覚、決定力は前節に続き見事の一言。ターゲットマンとしても十分な役割をこなした。

重廣は前節に続き今節も途中出場だったが、厳しいチーム状況ながらも違いを見せた。次節先発は十分ありうる。

最後に・・・

リーグ中断期間を挟んで悪い流れを断ち切れたとも前半は思ったが、残念ながら結果には繋がらなかった。

次節とその次は2戦連続でホームゲーム。

鯱の大祭典にもなるので、ホームで流れを変えてもらいたい。

次節は司が出場停止なので、重廣の活躍や新加入菊地の起用にも期待したい。

それでは、また。

コメント

タイトルとURLをコピーしました