【第28節 湘南戦レビュー】貴重な勝ち点3!序盤の先制点を守り切ってウノゼロ勝利。

グランパス

降格圏すれすれの17位湘南とは勝ち点5差で迎えた今節のアウェイ湘南戦。

仮に今節敗れれば一気に残留争いに巻き込まれる可能性もあり、しっかり勝って下との差を広げていきたい試合。

試合は前半開始早々、山中のCKを高い打点のヘディングでケネディがゴールを奪い幸先良く先制。

その後は苦しい時間も多かったが、1点を守り切り1-0で勝利。

勝ち点37の11位に浮上した。

試合を振り返っていきましょう。

スタメン

名古屋グランパス

3-4-2-1。

GKはミッチ。

CBは左から河面、ケネディ、内田。

Wボランチは椎橋、稲垣。

左WB山中、右WB野上。

前線3枚は、山岸、森島、ユンカー。

ユンカーが久々のスタメン!

和泉が出場停止のため左WBには山中。

新加入の徳元はベンチスタート。

湘南ベルマーレ

3-1-4-2。

GKは今夏川崎Fから移籍した上福元。

CBは左から鈴木淳、元グランパスのキムミンテ、高橋。

アンカーは田中。

左WB吉田、右WBは今シーズンフル出場の鈴木雄。

シャドーは茨田、池田。

2トップはルキアン、鈴木章。

試合概要

試合は湘南がボールを保持して、グランパスがブロックを作る構図。

湘南は3バックでボールを回しながら、出口をアンカー田中、右WB鈴木雄としてビルドアップを試みる。

一方、グランパスはビルドアップに対してミドルブロックを作りながらボールの奪いどころを探る形。

開始早々、いきなりピンチを迎える。

左サイドからアバウトに上げられたクロスに対して、ゴール前で待ち構えていた湘南ルキアンに合わせられるがミートせず事なきを得る。

すると、前半7分に山中からのCKをゴール前中央で頭1~2個抜け出したケネディがゴールに流し込み先制!

幸先良いスタートを切る。

その後なかなかチャンスが作れないものの、大きなピンチもなく前半を1-0で折り返す。

HTでグランパスはユンカー⇒パトリック、山岸⇒菊地と前線の2枚を交替。

湘南は左WB吉田に替えて、前回グランパスとの対戦で同点ゴールを決めた小野瀬を投入。

これにより左サイドが活性化した湘南に対してピンチを複数迎えるがランゲラック、ケネディを中心に無失点で切り抜ける。

グランパスは後半22分に山中⇒徳元、野上⇒中山と両WBを交替すると、直後のFK、CKで移籍後初出場の徳元が早速キッカーを担いチャンスを演出しクオリティを見せる。

後半開始から苦しい時間が続いたが、この交替から盛り返したグランパスは1-0のまま試合終了。

アウェイの地で貴重な勝ち点3を勝ち取った。

スタッツ(速報)

ボール支配率から「湘南:ボール保持、グランパス:非保持」というこの試合の構図が顕著に表れる結果。

シュート数、枠内シュート数ともに上回られたが、ゴール期待値はほぼ同等。

セットプレーを中心にフィニッシュに繋げた。

雑感

・試合開始前の時点で17位湘南とは勝ち点5差(18位磐田とは勝ち点6差)で、負ければ一気に残留争いに巻き込まれかねない今節は「結果>>>内容」の試合だったので、勝ち点3を奪えたことが何より。

とはいえ、流れの中からチャンスをほぼ作れなかったことは相変わらずなので新戦力による活性化を期待したい。

ケネディが文句なしのMVP。攻守に渡り獅子奮迅の活躍で勝利の立役者に。空中戦だけでなく最後の局面でのシュートブロック、1対1とケネディで防げている場面がほんとに多いと感じる。

菊地の運動量はかなり助かる。パトリック、菊地投入後の前線の方が可能性を感じたため、スタートから森島、菊地、パトリックの3枚もあり。

徳元はセットプレーで惜しい場面を演出。DF面でも良いプレーが見られたため今後に期待。

野上は特にDF面で気が利いたプレー。大きなケガでなければいいが。

・ユンカーはコンディションがまだまだか。

敵ながら小野瀬はやはり嫌なプレーヤーだった。前回の対戦でも小野瀬にやられたが、今節も小野瀬が入ってからは左サイドから何度か危ない場面を作られた。

最後に・・・

貴重な勝ち点3を得たとはいえ、中位~下位はまだまだ混戦状態。

次節新潟にも勝利して下との勝ち点3を広げていきたい。

また、次節新潟戦後の9/4, 9/8にはルヴァン広島戦。

今シーズンの残るタイトルの可能性を繋げるために前節で完敗した相手ですが、まずは初戦のホームで勝利してアウェイに乗り込みたいですね。

それでは、また。

コメント

タイトルとURLをコピーしました