J1各クラブの補強チェック。
今回は第2弾!
名古屋、福岡、川崎F、C大阪、新潟の5チームです。
早速みていきましょう。
※移籍情報は、1/20現在の情報
※予想布陣は、昨シーズンをもとに推定
名古屋グランパス
<移籍情報一覧>
<予想布陣>
大きく入れ替わりのあった今オフ。
的確な補強を行うことができた印象。
DF陣は近年の名古屋の堅守を支えた中谷、丸山、藤井の主力3人が流出(藤井は期限付き移籍)し、大きな痛手。
加えて、日本代表の森下も期限付き移籍で流出している。
CBには、昨シーズン浦項(韓国)で主力として28試合に出場したハ・チャンレ、J2甲府で飛躍した名古屋アカデミー出身の井上、フィジカルに強みを持つ福岡三國の3人を獲得し、頭数は揃えた。
一方、昨シーズンマテウスが抜けて以降攻撃力の低下が課題だったが、攻撃陣には福岡山岸、清水中山、京都パトリックと即戦力クラスの選手を迎え入れた。
そのほか、攻撃にアクセントを加えられるボランチの柏椎橋、飛び道具をもつC大阪山中らを獲得している。
攻撃陣の陣容は申し分なく、今シーズンの成績は守備陣次第になると想定。
名古屋の補強に関しては別記事で詳細考察しているので、こちらもどうぞ。
アビスパ福岡
<移籍情報一覧>
<予想布陣>
特に前線で入れ替わりの多かった今オフ。
補強はまずまずといったところ。
FWは山岸、ルキアンが抜けた一方で、ベンカリファ、岩崎が加入。
それにより湘南、広島との玉突き移籍が完成。
また、昨シーズンルヴァンカップ優勝の立役者であった井手口の期限付き移籍が終了(その後、神戸に完全移籍)したが、世代別代表、A代表招集歴のあるボランチ松岡を獲得している。
そのほかの守備陣に大きな変化はなく昨シーズンベースの戦い方が想定される。
川崎フロンターレ
<移籍情報一覧>
<予想布陣>
ベテラン中心に多くの選手が抜け、入れ替わりの激しいオフになった。
中盤から前線は下部組織から川崎で過ごした宮代、レアンドロダミアン、シミッチの放出などがあった一方、G大阪山本、ブラジル人3人の加入、宮城の復帰。
加入選手がフィットするか次第であるが前線は充実。
一方、左SBの登里、右SBの山根の退団は驚きであり、両SB含めたDF陣は不安が残るか。
なお、未決定であるが、元U-23日本代表のDFファン・ウェルメスケルケン・際を獲得濃厚と報じられている。
セレッソ大阪
<移籍情報一覧>
<予想布陣>
大幅な入れ替えはあったものの、レギュラーの流出はほぼなし。
期限付き移籍先で飛躍した町田藤尾、東京V中川を復帰させることは叶わなかったが、手堅い補強をした印象。
複数クラブで争奪戦となった札幌田中を獲得できたのは大きい。
札幌では3バックの一角を担っていたが、C大阪ではMF登録に変更しアンカー起用となるようだ。
アンカーには浦和平野も獲得し、厚みを増した。
また、DFラインでは、山中、丸橋の両SBが退団した一方、左SBが本職の川崎登里の獲得に成功。
昨シーズン後半出場機会が減少していたマテイ・ヨニッチも退団しており、特にDFラインは戦力が薄いように思われるがどうなるか。
アルビレックス新潟
<移籍情報一覧>
<予想布陣>
主力の三戸、高、渡邊が抜けた影響は非常に大きいが、昨シーズン9得点を挙げた鳥栖小野、J2で7得点6アシストの甲府長谷川を即戦力として獲得。
ボランチ以外にもSB, CBと複数ポジションをこなし、昨シーズンJ2で41試合先発出場したいわき宮本も獲得し、補強はまずまず良好か。
また、昨シーズン日本代表に招集されたGK小島の残留は大きいと言える。
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