2024J1リーグも残り10節となり、優勝争い、残留争いもいよいよ佳境。
現在我らがグランパスは、勝ち点37の11位(第28節終了時)。
6位横浜FMとは勝ち点4差の一方、降格圏の18位磐田とは勝ち点9差と、上位進出も残留争いに巻き込まれることもまだまだどちらもありうる状況。
8/21(水)で閉じた夏の移籍期間(第2登録期間)では、予想外の移籍も含め終盤に立て続けにリリースがありました。
6/24に投稿した夏の補強ポイントに関する記事をレビューする形で夏の移籍期間での補強に関して振り返っていきたいと思います。
今夏移籍期間でのIN・OUT
まず、OUTでは4人が期限付き移籍となったが、米本、久保の移籍は衝撃。
また、ターレス、相馬の2人が完全移籍。
一方、INでは重廣が期限付き移籍から復帰。
トップ下の位置を主戦場とする菊地をサガン鳥栖から獲得。
左サイドを主戦場とする徳元をFC東京から期限付き移籍で、エクアドル代表歴のあるホセ・カラバリを完全移籍で獲得した。
また、UAE1部のシャールジャFCから21歳のトーゴ人FWイーブスを獲得。
陣容
移籍期間後の陣容は以下。
※新加入選手など推測含む
GKは変わらずミッチ、武田。
CBも新加入・移籍はなくメンバーは変わらないが、主力は河面、ケネディ、内田の3枚。
チャンレ、野上がベンチで控える形が多く、最近井上、吉田はメンバー外が多い。
左WBは今夏の補強で層が厚くなった。
カラバリ、徳元を始め、和泉、山中もいるが、和泉は右WBになる可能性も。
右WBはこれまで中山、野上が務めることが多かったが、今後はここに和泉も入ってくる予感。
ボランチは米本が京都に期限付き移籍した以外動きはなく、少々手薄に。菊地、カラバリも可能性として考えられる。
2列目は現時点では司、山岸が主力だが、永井が戻ってきてどのようなメンバーとなるか。また、菊地も移籍加入後から高いパフォーマンスを発揮しており、スタメン争いに十分絡んできそう。
また、新加入のトーゴ人FWイーブスはシャドーが主戦場のようだ。
最前線は直近好調のパトリックとケガ明け後徐々に復調してきたユンカー。
2列目が厚くなってきたため、ここに山岸も絡んでくる可能性もあるだろう。
今夏の補強ポイントとして挙げていた3点+αについて振り返る。
補強ポイント① CB
河面が故障していたこと、ケガがちなことから、特に左CBを務められる選手の補強があると思ったが、補強はなし。
現状、河面以外の左CBとしてはケネディ、野上辺りをバックアップとして考えており補強の必要性は低いということと推測。
また、左WB想定で獲得した徳元もバックアッパーとして考えているかもしれない。
補強ポイント② 左WB
6/24時点で左WBは山中、和泉、小野の全員が負傷しており、補強優先度は高いポジションだったが、山中は7/6町田戦、和泉は7/20神戸戦には復帰(小野は長期離脱)。
山中、和泉が比較的早く戻ってきたのは朗報。
移籍期間終盤までリリースはなく、山中、和泉が戻ってきたことも相まって補強はないかと思われたところに、左WBを主戦場とする徳元、カラバリ2人の加入が。
これで一気に左WBは層が厚くなった。
これまで和泉を左WBの主力として起用してきたが、左WBでは徳元、カラバリを起用し、和泉は右WBやシャドーの位置で起用することもあるか。
補強ポイント③ ボランチ
ボランチは6/24時点では稲垣、椎橋、米本の3人がいたが、直後の6/27に米本が京都に期限付き移籍。
これで、補強優先度は高まったかと思われたが、こちらは最後まで獲得はなかった。
稲垣、椎橋に加えて、司、菊地、内田も十分できるため、そのあたりで回していくという考えのよう。
米本のような強度を出せるタイプが少ないだけにそこが少々気がかり。
その他(外国人枠の活用)
6/24時点でグランパスの外国人登録はミッチ、チャンレ、キャスパー、パトリック、ターレスだったが、今シーズンこれまで外国人枠最大活用数は4人(ミッチ、チャンレ、キャスパー、パトリック)と試合エントリー枠を最大限活用しきれていない状況。
更に、7/1にはターレスが徳島に完全移籍。
外国人の加入も移籍期間終盤まではないかと思われたが、最後にカラバリ、イーブス2人の加入リリース。
これでグランパスは一気に多国籍軍(オーストラリア、ブラジル、韓国、デンマーク、エクアドル、トーゴ)となった。
最後に・・・
今シーズンも残り10節。
新加入の選手によるチームの活性化はもちろんですが、今シーズン台頭した若手のリバウンドメンタリティにも期待したい。
そして、唯一のタイトル可能性のルヴァンを獲りましょう!
それでは、また。
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