【第30節 FC東京戦レビュー】1点返すのがやっと。良いところ少なく力無く完敗。

グランパス

激闘のルヴァン広島戦から中5日。

広島戦の勝利の勢いをリーグ戦にも持ち込んで一つでも上の順位を目指していきたい試合。

相手は長らくアウェイで勝てていないFC東京。

前半から動きの重さが気になった前半開始早々の13分。

FC東京仲川に左サイドを切り裂かれ、最後は東に押し込まれ失点すると、31分にも失点。

後半になっても失点を重ね、終盤に1点を返すも時すでに遅し。

1-4で完敗のゲームとなった。

試合を振り返っていきましょう。

スタメン

名古屋グランパス

3-4-2-1。

GKはミッチ。

CBは左から河面、ケネディ、内田。

Wボランチは椎橋、稲垣。

左WB山中、右WB野上。

前線3枚は、永井、森島、ユンカー。

永井が久々のスタメン。

徳元はレンタル移籍のため出場不可。

カラバリは今日もベンチ外。

FC東京

4-2-1-3。

GKは野澤。

CBは左から岡、Hトレヴィザン、森重、小泉。

Wボランチは東、高。

トップ下はU23アジアカップ日本代表の荒木。

3トップは俵積田、Dオリヴェイラ、仲川。

試合概要

前半開始早々、ポゼッションするFC東京に対してグランパスは前からハメにいきリズムを作れるかと思ったが、その思惑は早々に崩れる。

前半13分、グランパスのプレスがハマらず、FC東京に右サイドで作られスペースの空いた左サイドの仲川にボールが渡ると、中央に切り込まれシュートを許す。

一度はミッチがセーブするも出足の速かった東に押し込まれ失点。

続く29分には、左サイドでロングボールの処理のミスを仲川に拾われ後手後手になったところを倒してしまいPK献上。

このPKをDオリヴェイラに決められ、0-2。

出足の遅さが気になる前半だった。

警告をもらっている内田と疲れの見える森島を交代してテコ入れを図ると、後半開始から代わって入った和泉と中山を中心に良いリズムが。

しかしゴールまでは奪えずにいると、後半20分今後は右サイド遠藤からのクロスを飛び込んできた高に決められ0-3。

更に後半36分にはケネディのミスから失点し、これで0-4。

その後、稲垣のゴールで1点を返すもそのまま試合終了。

アウェイ国立で苦い敗戦となった。

雑感

・激闘の広島戦から中5日だったものの、疲労感が色濃く見えた試合。疲労が残っている中であれば、それなりの戦い方やターンオーバーをしても良かったのではと感じる試合だった。

・そんな中でも稲垣だけは最後まで豊富な運動量でチームを鼓舞。さらには終盤には得意の形での得点も。欠かせない存在であることを改めて示した。

・左サイドのリスクマネジメントは開幕当初からあった課題だがなかなか解消されない。今節のように左サイド(相手の右サイド)に強みをもっているチームとの対戦では如実に現れるため、チームとしての対策が必要。

倍井は久々に躍動して得点の起点に。ほかにもパトリックへの惜しいクロス等もあり可能性を感じるプレー振り。

・途中から入った菊地、和泉も結果には繋がらなかったがリズムを変える働きを担った。

・中山はあと一歩の壁をなかなか超えられない印象。

最後に・・・

リーグ戦は残り8試合でグランパスは勝ち点37の14位。

上は勝ち点4差で7位横浜FMがいる一方で、下は勝ち点6差で降格圏18位の磐田が迫っている状況。

まだまだ上も下もある状況ですが、リーグ戦は残留必達しながらルヴァンカップを全力で獲りに行ってほしいと思います。

今シーズンも終盤戦となってきましたが楽しんでいきたいですね。

それでは、また。

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