【2025シーズンJ1各クラブ補強チェック 第4弾】新潟、柏、清水、横浜FC、岡山

Jリーグ

J1各クラブ補強チェック第3弾。

2024シーズンJ1 16, 17位の新潟、柏とJ2からの昇格組の清水、横浜FC、岡山の5チーム。

早速見ていきましょう!

※予想布陣は、2024シーズンをもとに推定。

アルビレックス新潟

<移籍情報一覧>

<予想布陣>

クラブ初タイトルまであと一歩だった2024シーズン。

築き上げた確固たるスタイルは結果だけでなく、印象にも残るチームだった。

一方で、リーグ戦はというと最後まで残留争いに巻き込まれ結果は16位と厳しいシーズンだった。

今オフの補強は、まずまず

昨シーズン大きく成長したFW長倉(→浦和)、主力のDFトーマス デン(→横浜FM)、そして小島(→柏)、阿部(→磐田)の両GKが移籍。

右サイドで躍動したMF松田はレンタルバックとなった。

一方で、トーマス デンの抜けた穴には、昨シーズン特別指定でプレーし圧倒的な存在感を示したDF稲村(東洋大)が加入。また、J2徳島で2シーズン主力として活躍したDF森を獲得、長らくレンタル先で経験を積んだDF岡本をレンタルバック。

長倉の抜けた穴には、昨シーズンJ2藤枝で16ゴールを挙げたFW矢村J2山口で7ゴール、4アシストのFW若月を獲得。

GKにはU-23日本代表の藤田(←千葉)が加入。

主力が複数抜けた中で戦い方を継続できるかどうかが、まずは注目するところになりそう。

柏レイソル

<移籍情報一覧>

<予想布陣>

昨シーズン終盤は、5戦連続アディショナルタイム失点もあり苦しんだものの何とか残留。

監督も交代し、心機一転といきたいところ。

今シーズンは過去徳島、浦和の指揮経験のあるリカルド ロドリゲス監督が就任し、2025シーズンに臨む。

今オフ補強は、実績のある良い選手を集めた

圧倒的な個人技と運動量でチームを牽引したMFマテウス サヴィオ(→浦和)、大卒ルーキーで日本代表に招集されるまでに成長したDF関根(スタッド ランス)が退団したが、移籍の噂のあったFW細谷が残ったのは大きい。

サヴィオの抜けた左サイドには、豊富な運動量で攻撃を牽引するMF仲間(←鹿島)ロドリゲス監督のサッカーを理解するMF小泉(←浦和)、MF渡井(←徳島)を、右サイドには、独特のドリブルを武器に2023シーズン藤枝で名を挙げたMF久保(←名古屋)を獲得。

関根の抜けた右SBにはDF杉岡(←湘南)を獲得している。

また、GKには新潟の守護神小島を獲得し、正GK争いは熾烈に。

充実の補強で上位争いに絡んでいけるか。

清水エスパルス

<移籍情報一覧>

<予想布陣>

勝ち点82を積み上げJ2優勝で3年振りのJ1返り咲きを果たした。

戦力を増強して2025シーズンに臨みたいところ。

今オフ補強は、まずまず

流出した主力の穴埋めはほぼ出来たが、戦力増強出来たかというと微妙

4シーズンゴールを守ってきたGK権田(→契約満了)、CB, 右SBから豊富な運動量とレベルの高いプレーで後方からチームを支えたDF原(→名古屋)、J2優勝の立役者の一人となったFWルーカス ブラガなどが退団。

さらに、ボランチからゲームメイクを担っていたMF中村(→鹿島)がレンタルバック、町田に期限付き移籍していたFWオ セフン、MF白崎が完全移籍。

一方、攻撃的ポジションには、ドリブル突破が得意なMFカピシャーバ(←C大阪)左足の精度に定評のあるMF中原(←鳥栖)らを獲得。

また、守備的ポジションでは、J2で94試合出場経験のある守備的MF弓場(←大分)、同じくJ2で86試合出場経験のあるDF羽田(←大分)を獲得するとともに、昨シーズン期限付き移籍で主力として活躍したDF住吉 ジェラニレショーン(←広島)、MF宇野(←町田)、DF蓮川(←FC東京)を完全移行で獲得。

J1で闘える戦力は十分有しているため、どこまで上の順位に行けるか。

横浜FC

<移籍情報一覧>

<予想布陣>

1年でJ1復帰を果たした2024シーズン。

ここ何年もJ1、J2の行き来が続いているため、J1に留まるシーズンにしたいところ。

今オフ補強は、ぼちぼち

中盤から後方はJ1での実績のある選手の補強に成功したが、前線は厳しい

昨シーズン主力として攻撃、守備をそれぞれ牽引したFWカプリーニ、DFガブリエウが揃って大宮に、後方から攻撃を組み立てたMF井上が広島に移籍。また、最前線で起点となったFW髙橋(→浦和)がレンタルバックした。

井上が抜けたポジションにはJ1での実績十分なMF駒井(→札幌)、最終ラインには空中戦と対人に強さのあるDF山崎(←鳥栖)、DF伊藤 槙人(←磐田)の2人を獲得

また、両サイドにはロングスローとキック精度に定評のあるDF鈴木 準也(←町田)、昨シーズンJ2山口で8アシストを記録したレフティDF新保(←山口)を獲得

一方、前線は元日本代表FW鈴木武蔵(←札幌)を獲得したが、2024シーズンのプレー振りからは全盛期よりもスピードとキレが落ちている印象なだけにどこまで戻してくるか。

鈴木(武)の出来次第で前線の迫力はかなり変わってくるだろう。

ファジアーノ岡山

<移籍情報一覧>

<予想布陣>

プレーオフを制してJ2 6位からJ1昇格。

初めてのJ1の舞台に挑むべく積極補強。

今オフ補強は、上々

主力はDF本山(→神戸)が完全移籍。田中(→甲府)は期限付き移籍、MF早川(→浦和)がレンタルバックとなった。

補強は、J1で192試合の出場実績のあるMF江坂(←蔚山HD FC)をはじめ、昨シーズンJ2徳島で7ゴール4アシストを挙げたFWブラウン ノア 賢信(←徳島)クロスの精度を武器とするDF加藤(←横浜FM)空中戦の強さを特徴とするDF立田(←柏)らを獲得。

押し込まれる時間が多くなることは予想されるが、加入したFWブラウン ノアや191cm,91kgの重戦車系FWルカオらの活躍次第では、残留も現実的なものになってくる。

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