4連敗で迎え、勝ち星なしも既に7戦を数えるため何としても勝利が欲しいホームでの柏との一戦。
対柏の対戦成績は今シーズンだけでみても3戦2勝1分けと相性が良いので、ここで連敗ストップしておきたいところ。
試合は早々に柏に先制され嫌な展開になりかけたが、この日は後半開始早々に追いつくと一気に逆転ゴールを奪いそのまま勝利!
実に8試合ぶりの勝利を手にした!
試合を振り返っていきましょう。
スタメン
グランパス
3-4-2-1。
GKはミッチ。
CBは左から河面、ケネディ、内田。
Wボランチは椎橋、稲垣。
左WB相馬、右WB中山。
前線3枚は、山岸、森島、永井。
何と言っても相馬がレンタルバック後、即スタメン!
そして河面がケガ明け後、初のスタメン。
柏レイソル
4-4-2。
GKは松本。
最終ラインは、ジエゴ、古賀、立田、五輪代表の関根。
中盤はMサヴィオ、高嶺、白井、山田。
2トップは小屋松、五輪代表の細谷。
3月の対戦時からは、CB犬飼⇒立田以外は同様のスタメン。
試合概要
ここ3試合は前半30分までに失点しそのまま跳ね返すことができずに敗戦しているだけに試合の入りは気を付けたかったはず。
しかし、この日も開始早々に失点してしまう。
前半7分前線でボールロストすると、柏 高嶺のスルーパスに対して内田がMサヴィオに上手く入れ替わられそのまま独走されて失点。
早いうちに追いつきたいグランパスは、中山とポジションを入れ替わり右サイドに回った相馬を中心にチャンスを構築。
前半34分には相馬のあわや直接ゴールかというFK。
その数十秒後には相手のパスミスを奪った相馬がドリブルで切り込み森島の折り返しをペナルティエリア内からフリーでシュートを打つも柏GKのファインセーブに阻まれる。
そして前半終了間際には左サイドからの相馬のFKから山岸がゴール前でフリーでヘッドするもこれもわずかに枠を外れてしまう。
そのまま前半は0-1で終了し、この日も良くない雰囲気が漂い始める。
しかしこの日のグランパスは違った。
後半8分に中山に代わって入った山中が早速結果を残す。
直後の山中のCKを河面がフリックするとファーで反応していた相馬が冷静に頭で押し込み同点!
前半から1人違いを見せていた相馬だったがゴールという形でも結果を残した。
さらに直後の後半11分またも山中から。
今度はアーリークロスに対して柏DFが処理を誤ると、永井のパスを受けた山岸が胸トラップから冷静に左足でゴールを打ち抜き逆転!!
山岸は23節にして移籍後リーグ戦初ゴール!
終了間際に決定的なチャンスを作られるも至近距離からのヘディングをミッチがスーパーセーブしリードを守る。
2-1で勝利し実に8試合ぶりの勝利を手にした。
スタッツ(DAZN速報)
スタッツ(DAZN速報)は以下。
シュート数は久々に10本以上を数え、ゴール期待値0.92ともまずまずの数字(柏は1.24)。
毎試合10本以上はコンスタントに打てるくらいには圧力をかけたいところ。
雑感
・まずは何と言っても相馬しかいないでしょう。強さ、速さ、質どれをとっても格の違いを見せつけさすがの一言。さらにゴールも決めて言うことなし。現時点での海外移籍は叶わなかったが、またグランパスで活躍してチャンスを掴んでほしい!
・交代出場直後2得点に絡んだ山中も見逃せない。1点目のCKは言うまでもないが、2点目のアーリークロスは山中のキックだからこそ柏DFの処理を誤り得点に繋がった。 やはり山中の左足はスペシャルなものがある。
・ケネディのCBは安定感抜群。前線の相馬が1人違いを見せていたかと思えば、後ろではケネディが際立っていた。最近のチャンレの出来を見る限り、今後もケネディがCBの真ん中を務める可能性は十分ある。
・山岸がようやく移籍後リーグ戦初ゴール!まだリーグ戦は15試合あるので今後のケチャドバ期待!
・ミッチ神セーブ。頭が上がりません。
・久々の勝利なのでそれだけでいいじゃないかと言う意見もあると思うが、気になったことを1点。柏は水曜日に天皇杯を延長戦まで戦っての中3日。グランパスは前節町田戦から中7日。にもかかわらずどちらが中3日のチームか分からなかった。(特に前半) 相馬がいなかったら攻撃はどうなっていたのか考えるのも怖い。連敗中の自信のなさがそうさせていたと思いたいが、ようやく勝ち点3を手にすることができたので自信を持って次節に臨んでほしい。
最後に・・・
まだまだ課題もあるがまずは久々の勝利はやはり嬉しい。
ここ最近はなかなか上手くいかず流れが悪くなってしまっていた点も多々あると思うので、この勝利を機に次節以降自信を持って臨んでもらいたい。
熱い夏はこれからだ。
それでは、また。
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