【3/16柏戦プレビュー】好調柏に勝利し浮上のきっかけを!スタメン予想/勝利のポイント

グランパス

前節新潟戦は、内容の改善は見られたものの結果には結びつかず敗戦。

ハチャンレ、山岸が戻ってきている一方で、ユンカーが今節も不透明+小野も負傷、でなかなかメンバーが揃わず厳しい状況が続いています。

今節の相手は現在2勝1分と好スタートを切っている柏レイソル。

好調なチーム相手に勝利して浮上のきっかけをつかみたいところ。

柏戦をプレビューしていきましょう。

昨年の対戦成績

昨年の柏との対戦成績は3戦1勝1敗1分の5分

しかし、マテウス移籍後で見ると、残留争いをしていた柏に1敗1分で負け越し

1戦目は2勝1敗で迎えた第4節のアウェイでの試合。

このとき柏は3-1-4-2(椎橋アンカー)で奇しくも今のグランパスと同じ布陣。

柏の前線からのプレスでなかなか主導権を握れなかったところ、41分に相手ペナルティエリア付近で混戦になったところのこぼれ球をキャスパーが一振り。

先制点を奪うと、後半も効率よく2得点を加えて3-0で完勝。

2戦目は天皇杯準々決勝。

ターンオーバーでキャスパー、森下、中谷らが控えに回って臨んだ一戦。

前田直輝を中心にリズムを作って何度かチャンスを迎えるが得点には結びつかない。

すると、69分に途中出場したMサヴィオの絶妙なサイドチェンジから戸嶋に決められ先制を許す。

試合終了間際にはビルドアップからのミスをカットされMサヴィオに決められ0-2で敗戦

3戦目はリーグ戦最終節長良川に迎えての一戦。

森島がフィットしてきたと感じた試合。

序盤柏の激しいプレスになかなかリズムがつかめなかったが慣れてくるといくつかチャンスが。

しかし、得点を奪えずにいると71分にカウンターからMサヴィオに抜けだされ先制点を決められる。

試合終了間際にPKを得るとこれをキャスパーが決めて何とか同点に。

2023シーズン最終戦は1-1で引き分けた試合となった。

柏の前節振り返り

磐田がジャーメインを起点にした縦に速い攻撃で柏ゴールを目指す一方で、柏はコンパクトな守備からの速い攻撃を仕掛ける構図。

攻守の入れ替わりの多い展開の中、磐田が攻めあぐねていると35分に柏はCKからDF古賀が頭で合わせて先制に成功。

後半は磐田が交代選手をきっかけにエリア内まで攻め込む回数が増えるも柏DFは集中を切らさない。

一方柏は相手の前がかりな姿勢を活かしてカウンターからチャンスを作るが追加点は奪えずそのまま試合は終了。

柏の印象は、堅守+推進力のあるカウンター。

3試合1失点の結果からもわかるが堅守が武器。

ペナルティエリア内に侵入されても集中を切らさず最後まで足を出したり、身体を張った守備が出来ている。

まさに数年前のグランパスのよう。

推進力のあるカウンターは、左SHのMサヴィオを筆頭にボールを奪ってからが非常に速い。

かといって、ボールを持った時のビルドアップも非常にスムーズに相手のプレスをかいくぐる術を持っている(第2節の神戸戦が良くわかる)。

柏は現在チーム状態が非常に良く上手く回っている印象。

スタメン予想

グランパス

長谷川監督がダブルボランチの可能性にも言及していましたが、これまで同様に3-1-4-2でスタートすると予想。

入りで上手くいかないと判断したら3-4-2-1などに切り替えるのでは、と考えています。

GKはランゲラック。

3CBは、三國、ハチャンレ、野上。

右CBは前節内田を起用したが、細谷、Mサヴィオの対応を考慮して野上を予想。

中盤の真ん中3人は、アンカー椎橋、インサイドハーフは倍井、稲垣と前節同様と予想。

左WBは和泉、右WBはスピードを活かすために中山を起用するのでは(希望込み)。

2トップは永井と山岸。

ユンカーはメンバー入りする可能性もありますがベンチからのスタートとなるのでは。

柏レイソル

オーソドックスな4-4-2。

今シーズン3戦とも同一メンバーがスタメン出場しており、イレギュラーがなければ今節も同様のメンバーで臨むと予想。

GKは昨シーズンレギュラーを勝ち取った松本。

DFはジエゴ、古賀、犬飼、関根。

古賀は柏一筋の25歳キャプテンであり、守備面だけでなくビルドアップ能力も兼ね備えたディフェンダー。

関根は昨年プロデビューした現役大学生で今シーズンは開幕からスタメン出場を継続している。

MFはMサヴィオ、高嶺、白井、山田。

MサヴィオはJ屈指の外国人選手。推進力のあるドリブルから繰り出されるカウンターは脅威。攻撃力だけでなく守備もハードワークする献身性もあり。

高嶺はボール奪取能力に優れる左利きのボランチ。

白井は柏U-18出身でこれまでJ2を主戦場にしていたが今シーズン加入。豊富な運動量で攻守に貢献する。

2トップは小屋松、細谷。

細谷は先日のアジアカップでも日本代表として出場した22歳。フィジカルの強さを活かした突破は脅威。

グランパス勝利のポイント

攻撃面

先ほど記載のとおり柏は守備の集中力が高く堅守であることから構えられた状態から得点を奪うことは難しい。

ではどうしたらよいか。

柏は相手ボール時には、コンパクトにするため最終ラインが自陣センターサークル付近とハイラインで構えることが多い。

その分裏のスペースは空いていることが多いため、積極的にロングボールで裏を狙うのはひとつの選択ではないだろうか。(チームのコンセプトとは異なるかもしれませんが)

山岸に競らせてその背後を永井に取らせるのも良し(①)、中山を使うのも良し(②)といったイメージ。

守備面

守備面ではまず柏の特徴の一つであるコンパクトな守備からの速いカウンターに気を付けたい。

特にMサヴィオの推進力のあるドリブルはゴールに直結するものとなるだけに、中途半端なボールロストに要注意。

Mサヴィオ以外にも細谷、小屋松と特徴のある選手が前線にはいるため、まずは個で負けないことが重要。

また、開幕からの3連敗の要因の1つでもあるセカンドボール回収率の低さも試合を優位に進めるうえでは非常に重要になってくるため注目したい。

最後に・・・

いろいろ書いたものの何でも良いので勝利が見たい!

そして強いグランパスが見たい!

そのためにサポとして応援するのみ!

今節は現地行きます!

それでは、また。

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