【第9節 C大阪戦レビュー】首位撃破!内容的には完敗!?

グランパス

首位セレッソをホームに迎えての一戦。

やはりセレッソは強かった!

(個人的には今シーズン一番強いと感じた)

でもグランパスらしい試合運びで勝利!ケネディJ1初ゴールおめでとう!

日に日にチームの経験値が積み重なっているのを感じる試合でした。

早速試合を振り返っていきましょう。

スタメン

グランパス

ミッチが3試合ぶりに復帰。

3CBは河面の体調不良の影響で、吉田、ハチャンレ、ケネディ。

河面はベンチ入り。

Wボランチは米本、稲垣。

左WBは山中、右WBは内田。

2シャドーには和泉、森島、1トップには永井が入った。

ルヴァン出場組からのサプライズはなかった。

(個人的には榊原のメンバー入りはあるかなぁと思っていました)

セレッソ大阪

これまで同様の4-1-2-3。

GKはキムジンヒョン。

DFラインは、今季川崎Fから移籍の登里、舩木、鳥海、日本代表の毎熊。

アンカーは複数クラブとの争奪戦の末加入した田中駿汰。

2シャドーには奥埜、柴山。

前線は、カピシャーバ、レオセアラ、Lフェルナンデスの強力な3枚。

戦評

セレッソはさすが首位(試合開始前時点)というクオリティで、攻撃時の可変、リスクマネジメント、ハードワークなどなど高い水準でオーガナイズされていた。

グランパスは押し込まれる時間帯が多く試合を通してほぼ主導権を握ることはできなかったが、セットプレーからの2得点で勝利を掴んだ。

スタッツで見てもシュート本数はセレッソ13本(ゴール期待値0.99)に対して、グランパスは7本(ゴール期待値0.83)と上回られている。

(前半だけで見ると、シュート本数はセレッソ8本(ゴール期待値0.56)に対して、グランパスは2本(ゴール期待値0.06)とより顕著)

内容ではセレッソに完敗だったようにも取れるが、本当にそうだったのか。

個人的には「否」である。

ボールを保持されて押し込まれるのもある程度想定内だったと思うし、その中で少ないチャンスを活かして勝ち切る、という狙い通りの勝ち方ができたのでは、という印象だ。

(前半押し込まれたことでラインが下がりすぎてしまったこと、セカンドボールをことごとく回収されラインを上げることがほぼできなかったこと、はさすがに想定以上だったと思われる。)

押し込まれていても中まで入り込まれてピンチになる場面は少なく、あまり点を取られる気がしないのが今のグランパス。

選手同士もそのような状況になっても落ち着いて対処しているように見えるし、耐えれば必ずチャンスが巡ってくることが共通認識としてあるように感じられる。

試合ごとに個々の強みを活かせる選手が増えてきたこともチームとしての成長を感じた。

この試合のMVP

決勝ゴール、そして献身的なプレーでチームを牽引した永井

簡単ではないボレーシュートを見事にゴール!

前半先制ゴール未遂の裏抜け2回!

チームトップのスプリント数23回!

試合後のゴール裏挨拶でケネディに指南!

(この試合ではないけど)いつも交代後にベンチでヨネとチームを鼓舞する姿!

永井は技術、精神面すべてにおいてチームの中心選手だなぁ。

最後に・・・

ここ最近の試合ではハセケンの采配にも目を見張るものがあると感じています。

この試合でも温紀を早々に諦めて交代カードを切ったのは英断だった。

(試合後、温紀はとても悔しそうな表情だったが)

その他にも相手の布陣に合わせて試合中に可変させたり配置替えをしたり、ポイントポイントで良い采配があるなと。

次節は浦和戦。

チャンレが累積警告で出場できないので、ここは温紀に頑張ってもらいましょう!

そしてその後は神戸、広島、G大阪と上位チームとの試される試合が続きますね。

そろそろ山岸に戻ってきてもらいたいところ。

それでは、また。

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