【考察】2025シーズン 名古屋グランパス補強評価!

グランパス

新体制発表会も終わり、いよいよキャンプが始まります。

そして1か月後には2025シーズンがスタート!

概ねチーム編成が定まってきたところなので、早速ですが2024/12/3付「【考察】グランパス補強ポイント3選!」に基づいて今オフの補強について考察していきたいと思います。

今オフの移籍動向を纏めた一覧は下表。

2025シーズン補強評価は?

グランパスの2025シーズンに向けた補強評価は「A」。(S, A, B, C, Dの5段階評価)

まず、補強ポイントのほとんどを的確に補強できた。

昨シーズンオフは特にDFラインの主力選手がごっそり退団する中で、なかなか補強が難しかったが、今シーズンはJ1で実績豊富な選手を複数獲得に成功

さらに年齢も26~28歳と油の乗った年齢であり、確実に積み上げが出来た印象。

一方、補強が進まなかったのは、ストライカー(FW)

FWの補強ができれば評価は「S」でもおかしくない。

補強ポイント① センターバック(CB)

センターバック(CB)の補強は、間違いなく「◎」

CBは福岡から宮、浦和から佐藤、清水から原の3人を獲得。

宮はJ1実績豊富な28歳であり、待望の左利き。空中戦の強さ、左足から繰り出されるフィードが武器。

佐藤は2024シーズンの出場は19試合にとどまったものの、守備能力の高さを始めポテンシャルは間違いなし。

また、原は3バック時には右CB、4バック時には右SBをいずれも高い水準でこな、ハセケン好みの人材。

いずれの選手もレギュラークラスの選手であり、2024シーズン層の薄さに苦しんだ守備陣は間違いなく戦力アップ。

補強ポイント② ウイングバック(WB)

ウイングバック(WB)の補強は、「○」

左WBは昨シーズンFC東京からレンタル移籍中だった徳元を完全移籍で、右WBはCBでも挙げた原に加え、札幌から浅野を獲得。

徳元は昨シーズン後半の活躍を見れば完全移籍はマストだったのは言うまでもない。

浅野は右WBのほか、シャドーなどをこなすことのできるポリバレントなアタッカー。

CB同様に昨シーズン層の厚さに苦しんだ右WBもJ1レギュラークラスの選手で“補強”することができた。

補強ポイント③ ストライカー(FW)

ストライカー(FW)の補強は、「△」

噂のあった柏FW細谷、神戸FW武藤は失敗。

その後、札幌から浅野を獲得しており、2023シーズンには12ゴールを挙げているものの、役割期待については議論の余地がある。

浅野はストライカー枠ではなく、手薄だった右WBに加えてシャドーができるアタッカーとしての役割期待と、個人的には推測。

なお、新体制発表会での登録もMF。

2023シーズン夏にサウジアラビア1部アル・タアーウンに電撃移籍したマテウスへオファーしたとの報道が1/7(火)もあったこと、背番号10が空いていることから、このポジションはまだ動きがあるかも。

その他 ゴールキーパー(GK)

ゴールキーパー(GK)の補強は、「◎」

名古屋のゴールマウスを守るのにふさわしい男を獲得。

元日本代表のシュミット ダニエル32歳。

引退するまで海外で活躍するのが目指していた道だったが、昨シーズン前所属(AAKヘント)でなかなか出番がなかった中で、「楢崎GKコーチ、ランゲラックが守ってきたゴールをぜひ継いでくれないか」とグランパスから話があり決断した、とのこと。

背番号も1とプレッシャーのかかる中ではあるが、必ずやってくれるだろう。

想定布陣

2025シーズンの想定布陣を3バック、4バックいずれも挙げてみたが、層が厚くなったことが一目瞭然。

また、複数ポジションをこなせる選手が増えたこと、4バックが可能な陣容が揃っていることから戦い方にも幅が持てそう。

布陣や選手はこれからキャンプでいろいろ試していくことになると思うが、想像するだけで楽しみだ。

最後に・・・

新体制発表会でサプライズ加入はなかったものの、移籍期間は3/26までなので獲得がまだあるかも。

また、他チームも陣容が固まりつつありますが、まだまだ大きな動きがあるかもしれないので、その辺りも注目です。

2025シーズン開幕まであと1か月ですがオフシーズンも目が離せませんね。

それでは、また。

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