【第10節浦和戦レビュー】もったいない敗戦。内容は良くも結果には繋がらず。

グランパス

浦和とのアウェイでの一戦。

いろんな意味で勝ちたかった。

コンディション、対戦相手、試合内容・・・

でもこれがサッカーだし、選手自身がそれを一番感じていることだろう。

早速試合を振り返っていきましょう。

スタメン

グランパス

いつも通りの3-4-2-1

GKはミッチ。

3CBは河面、ケネディ、野上。

中CBには温紀も予想されたが、サンタナ対策としてケネディを起用。

Wボランチは安定の米本稲垣。

左WB和泉、右WBは序列を上げている中山。

前線3枚は倍井、森島、永井。

ちなみに、山中が前節C大阪戦にてアキレス腱部分断裂で負傷したことが試合前にリリースされている。

浦和レッズ

これまで同様の4-1-2-3

GKは西川。

最終ラインはF東京から移籍の渡邊、ホイブラーテン、ショルツ、湘南から移籍の石原の4枚。

アンカーは攻撃のタクトを振るうグスタフソン。

シャドーは安居と伊藤。

3トップは中島、チアゴサンタナ、前田。

戦評

コンディションで上回るグランパスは、試合の入りから積極的に仕掛け惜しいシーンを何度も作り優勢に試合を進めた。

が、24分にあまりにも安い失点で先行され、浦和に息を吹き返すきっかけを与えてしまったのが全て。

後半には交代選手で変化を作ろうとした直前にPKからの失点で万事休す。

その後交代選手中心に反撃は試みたが1点返すに留まり久々の敗戦。

今シーズン1,2を争う内容のゲームだったが結果には繋がらず。

これもサッカーという試合だったが、内容の良さはスタッツにも表れているか?

速報ベースで確認してみた。

スタッツ(速報)

ちなみに試合前の両チームのデータは以下。

グランパスはセットプレーからの得点以外のデータがあまりにも・・・

これでも5位(試合前)なのだから結果がすべて!

この試合の主なスタッツは以下。

シュート数が相手を上回ったのは今シーズン初めて!

また、枠内シュート数は9本を数えゴール期待値は1.61と浦和の1.30を上回った。

(結果に繋がらなかったのが残念)

一部スタッツについて、グランパスの今シーズンここまでの平均値と比較してみた。

すると、被ゴール期待値はほぼ同等であった一方で、シュート数、ゴール期待値は倍近くであり試合を観ていた実感としても合うところではないか。

(ゴール期待値が対戦相手を上回った試合は、他に柏戦と札幌戦の2戦のみ)

ゴールに迫れていたことはデータとしてもしっかりと表れていた。

ポジティブ材料

・久々に畳みかける攻撃が見れた。

倍井はもう完全に攻撃の中心。無から有を作れる貴重な存在に。

・ルヴァンをきっかけに調子を上げてきた中山何度も魅せた裏抜けまでは良かったがその後  のクオリティが今後の課題か。

・開幕戦以来の中CBを担ったケネディ。自信をつけたことで安心して見ていられる存在に。ドリブル、フィードなどの攻撃面でも試合ごとにどんどん成長している姿がたくましい。

・リーグ初出場の榊原。短い時間だったがルヴァンに続きやれることを示した。

ちょっと気になる・・・

あまりにも安く、前節同様のシチュエーションでの失点シーン。

ミッチがGKである以上ハイプレスされた状態でのパス回しはリスクでしかない。

前節と全く同類の失点であるだけにチームとしての決まり事がどうなっているのかは気になるところ。

最後に・・・

今日結果としては良いものにならなかったが、決して悲観することはない。

大事なのは連敗しないこと!

神戸、広島と強敵が続きますが、山岸、小野の練習復帰も報じられているのでそろそろメンバー入りできるかもしれません。

ケガ人が多いことが功を奏してかチームの層としては厚みを増しているのは間違いないので総合力で乗り切っていってほしいですね!

それでは、また。

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